坂東三十三観音第19番札所『天開山 大谷寺』
坂東三十三観音巡り15か所目は、栃木県宇都宮市にある第17番札所『出流山 満願寺』です。火山灰が堆積した土壌は長い年月の風化で奇岩と化しています。そんな奇岩に作られたのが『天開山 大谷寺』です。すげーよ!坂東三十三観音の中でも驚き度トップクラスです。









第19番札所『天開山 大谷寺』は、決して大きなお寺ではありませんが、坂東三十三観音の中でもトップクラスの驚愕のお寺です。中に入ると、石に彫られた仏様が鎮座し、感動的です。
また、『天開山 大谷寺』のもう一つの目玉が、縄文時代の遺骨や遺物が出土した事です。11,000年前の縄文人の遺骨が展示されています。ちなみに11,000年前の遺骨は世界でもトップクラスの古さですからね。
縄文時代は、世界に比べると非常に文化が劣っていたと学校で習ってきましたが、実は『縄文文明』と言えるほど、発展していたと分かってきています。その痕跡が垣間見れます。何で、こんな山奥で黒曜石やハマグリが発掘されるのか…。交易が盛んだったって事です。おもしろいよ~。
ご詠歌
名を聞くも めぐみ大谷の 観世音
みちびきたまへ 知るも知らぬも
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